【初心者集まれ】クリスタでアニメーションを作ってみよう ~その1

どうもこんにちは、最近簡単なアニメを作って見たいなあ。と思い色々試してみたので、今現在独学で理解できたところをまとめてみようと思います。アニメーション歴はまだ2か月ほどです。超初心者。


最近YouTubeもはじめたので、よかったら見てみてください。Orz

ソフトはClip Studio Ex

まずはソフトですね。あまりお金をかけたくなくて色々試したのですが、結局はクリスタのExを購入することにしました。もともとイラストをクリスタで描いていたので、慣れている。というのが一番の要因です。はじめはClip Studio Proでしたが、いい感じでアニメーション作ろうと思ったら、1秒程度の動画しか作れないことに限界を感じたことも多いです。
 使った感じですが、自由度は高く、さすがプロ御用達といったところかと思います。ただお金がかかりました。ダウンロード版で23000円、iPadで使うと月980円かかってきます。(クリップスタジオのHPよりhttps://www.clipstudio.net/paint/lineup
ただ動画編集するにはヘッポコな私のPCですが、そんなスペックでもクリスタExはサクサクと使用できるのもありがたく思っています。使い方次第ではモーショングラフィックも作れるでしょう。

音声編集もできる

音楽ソフト程とはいかないですが、オーディオファイルの挿入、カット、フェイドイン/アウト、音量調整などはできるようです。オーディオファイルを複数作ることもできるので、別の音を同時に流すこともできました。(例えば、BGMの上に効果音など)この機能があることで、別のソフトを開いて動画と音を合わせてみて、ちょっと直しがあってクリスタに戻って~、みたいな面倒なことをしなくて済みますね。かなり便利な機能だと思います!

無料ソフトならBlenderがおススメ

Blender2.8以降ですと2Dアニメーションも作れます。システム的には自動補完がかなり便利なので使ってみる価値は大いにあると思います。



クリスタとBlenderのちがいで私が感じたことはこんなところ、

1.ペンの種類が少ないので、表現の範囲が狭くなる。(Add-onとかでもしかしたら増やせるのかもですが、わかんないです。すいません。)

2.レイヤーがちょっと使いにくい。一応レイヤーを作って複雑なイラストを動かそうと思えば動かせるし、背景に3DCGを使う事も可能なのですが・・・。私個人の感想は、色が塗りにくいです。特に線画と色付けを別レイヤーにしたい場合はちょっと四苦八苦しますかね。

Blenderはもっと学習が必要なのであまり偉そうに語れないのですが、お金をかけられないというのであれば、とにかくBlenderはおススメのソフトであります。No!課金という方は是非調べてみてくださいね。面白いですよ。

超簡単!クリスタ(Pro・Ex)でアニメを新規作成

色々機能があって、初めてだとややこしいのですが、まず一番簡単にアニメを作る方法を私が理解した範囲でご紹介いたします。参考写真が英語表記になっておりますが、まあ気にしないでください。

  • まずは新規作成でアニメーションを選択。




  • 画面サイズや、動画の長さ、1秒間に何枚のセル(パラパラ漫画で言えばページ数)を使うかを決めます。
参考写真の緑の部分が画面のサイズを設定する部分になります。黄色の1がフレームレート、が動画の長さを決めるプレイバックタイムです。

フレームレート

パラパラ漫画だとして、一秒間で何枚パラパラするか決める部分です。単位はFPS。例えば24FPSだと、1秒間で24枚のセルがパラパラするのであります。いわゆるアニメだと24か30が標準かなと思われます。Twitterで有名なからめるさんもクリスタExを使っているようですが、コマ送りしてみたところ彼は30FPSっぽいです。違ったらごめん。

プレイバックタイム

全部で何枚のセル(パラパラ漫画のページ数みたいなものだと思ってくださいな)を使って動画を作るかを決めるところです。フレームレートによって実際どのくらいの長さの動画ができるかが変わってきます。

例えば、30FPSでプレイバックが120枚とすれば、

プレイバック120÷30FPS=4秒

というようになります。パラパラ漫画で言えば120ページのノートを使うといったところになります。120枚全部イラストを描けば絵はぬるぬると動きますし、10枚に一つのイラストにすると、カクカクした動きのアニメーションになります。良いものを作るには量も必要になってくるのがアニメーションの大変なところですね!

 まあ、とりあえず動画の長さは後でいくらでも変更可能なので難しく考えなくて大丈夫です、はじめは短めで3から5秒程度のにしておくと良いでしょう。

わけわからん、という方は特に何も変更なしでデフォルトで新規作成OKで大丈夫です。

パラパラ漫画の要領でアニメーションを作っていこう

それでは、さっそくアニメーションを作って見ましょう。

  • まずは、セル1番ににイラストを描いていきます。パラパラ漫画で言えば1ページ目といったところです。


タイムラインメニューにある、水色で囲っている青いバーで動画の時間を調整できます。赤いバーは現在の時間軸はココだよ。と教えてくれるものってところですね。


  • セル2番を追加します。



    1. 赤いバーを任意の時間軸に移動します。3から4のメモリの場所でいいかと思います。ぬるぬる動かすためにはこの間を狭め、少しづつ絵を動かしていきます。
    2. 黄緑のメニューから新しいセル(2ページ目)を追加します。緑の部分に新しいセルが追加されているのがわかりますね。
    3. 黄色のメニューがオニオンスキンです。前後のイラストが透けて見えます。
これを続けていくとパラパラ漫画が完成します。

背景の付け方

背景の作り方は2通りあります。動かない背景、と動く背景で作り方が変わってきます。

動かない背景はレイヤーを追加する

参考写真の水色の部分が背景になります。イラストを描くのと同様、レイヤーメニューから、背景用のレイヤーを追加して背景とします。ファイル化して複数のレイヤーを使って描くこともできます。

動く動画はアニメーションファイルを追加する



    1. まずはタイムラインメニューから、新規アニメーションファイルを追加します。すると同時にレイヤーメニューにもアニメーションファイル(オレンジ)が追加されています。
    2. 追加したアニメーションファイルの中に新規レイヤーを作成します。ファイルを作成すると複数のレイヤーを使用して一つのセルを描くことができます。
    3. ここまで出来たら、タイムライン上で赤いバーを任意の位置に移動し、右クリックでセルをその位置に指定します。そしてやっと絵が描けるようになります。
    4. 新しいセルを追加して、太陽のアニメーションを作っていきます。

キーフレームを使って自動補完させるには



太陽のセルを自動で動かしてみようと思います。
  1. 太陽のセルを選択し、キーフレームを有効にします。
  2. 赤いバーで任意の時間軸を選び、キーフレームを追加します。
  3. 次の時間軸を選び(今回は真ん中あたり)、オブジェクトメニューで太陽の位置をずらします。(他にもいろいろできるのかもしれないのですが、今のところオブジェクト移動くらいしか使用方法がわからない。なにかまたわかったら追加します。)
これで、キーフレームの間は自動補完されています。

こんな感じで完成したのがこちら。。。ちょっと色を足しました。





また何か理解したことがあったら追加していきますね。

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