素人でもAdobe Stockでの副業で売り上げを出す方法を考察

お小遣い稼ぎとして目を付けたのがストックフォト販売。クラウドワークスなどで仕事を受注する前に、ストックフォトで実力を磨けるのでは?と考えました。アドビストックでは、写真、イラスト、ベクター、そして映像の作品を売ることができます。販売を開始するのもアカウントをつくる(無料)だけ。しかし問題はそこから先、稼げるかどうかの前に、売れる作品をつくらなければいけません。
そこで今回はアドビストックのコントリビューターで売れる作品は何なのか考えていきたいと思います。

Adobe Stockで作品を売るために知っておくこと

プロのイラストレーターや写真家などクリエイティブ界の戦士たち必須アイテムのアドビ。アドビのイラストレーターやフォトショップはあまりにも高額で手を出すことができない存在なのですが、Adobe Stockで作品を販売することは無料でできます。
基準を超えていればAdobeのソフトを使用して作品を作る必要はありません。私が使っているのはクリップスタジオとCoral Proです。(売れるかどうかは別)
では、あなたの作品を買う人はどんな人たちだと思いますか? Adobe Stockの購入者の側からサイトを見てみればわかることなのですが、質は高いものが多いですね。そして他のストックフォト系のサイトに比べると、購入するためのお値段はかなり高め。つまりあなたの作品を買うお客様はプロフェッショナル界で活躍するデザイナーさんだったり、デザイン会社、あるいは広告主であったりするのではないでしょうか。フリー素材を必要としているブロガーやYouTuberさんなどは恐らく利用しないであろうサービスです。なかなか超えていくべき敷居が高そうです。
写真初心者
フタが付いたままだよ


まずは基本を押さえたい

どんなに頑張っても基本が抑えられてなかったら結果は伴いませんよね。まず抑えるところをユーザーガイドからリストしてみたいと思います。

写真とイラストのストック必須項目リスト

  • JPEGであること
  • 画素は4MP以上100MP(メガピクセル)以下であること
  • ファイルサイズは45MB(メガバイト)以下
  • ウォーターマークや日付は付けない
さて、ピクセルの画素数とファイルサイズに指定があるのはわかったのですが、素人の私はここで引っ掛かります。画素ってどうやって設定すんのと。どうしたらいいのでしょうか?
イラストの場合4メガから100メガ画素のキャンバスはどうやって設定したらよいのか?
色々調べてみたところ、ピクセルとは点のようなもので、その点の集合体で画面の映像を表現しているととらえたらいいそうです。つまり作品のキャンバスの中に点が4メガから100メガあればいいという事です。
つまりキャンバスサイズを設定する際、単位をpx(ピクセル)にして、面積計算をしてみればいいという事ですね。
縦ピクセル数×横ピクセル数=4メガから100メガピクセル
ということになりますね。メガピクセル=100万ピクセルですから、
縦2000×横2000=4メガになりますね。

売れているイラスト作品のサイズのキャンバスサイズは?

イラストがAdobe Stockで売れている人の作品のキャンバスサイズを見てみました。
正方形:4000×4000px あるいは 5000×5000px
長方形:3750×5000px、5760×3240px、3829×2372px、4800×3200px
というような感じです!アーティストによってばらつきはありますが、最終的には110MPXから20MPXくらいなのかなーという感じですね

クリップスタジオの作品も販売可能

そう、イラストの場合JPEGなのでクリスタで作ったイラストも販売が可能です。私も2つほど作品を投稿してみましたが、売りに出されててはいます。(売れるかどうかは別の話。なので作り上げた作品をもってアドビに挑んでいくことができますね。求められているのは【商用利用ができるもの】なので自由な芸術品というわけにはいかないのですが、お金を稼ぐためには磨かなくてはいけないスキルということになるでしょう。

写真作品のサイズはどれくらい?

売れている人の作品を見てみますと、
【長方形】5760×3840px、12000×4000px、8688×5792px
などなど作者によってそれぞれですが、最終的に20MPXから50MPXという感じでしょうか。

作品が審査をパスするには

売れる写真、イラスト作成のポイントを簡単に書いておきますね。
【ユニークなテーマを探す】やはりペットとか花とかそういうテーマは多くの人が取り組むテーマで作品もあふれかえっているみたいですね。ふう。あと、
【傾いた写真はNG】写真はまっすぐに直しましょう。
【露出過多と露光不足】写真作品の場合これがムズイ。白飛びさせない、黒つぶれを作らないということのようですが。感覚的にはなんか難しいかな。ホワイトバランスの調整とコントラストの調整、彩度の操作ということなのですが、どこが適度なのか。これがなんとも難しいところであります。これらの説明はなんとアドビさんが説明してくれています。といってもライトルームの使い方なのですが。サイトはこちらのアドビページを。
【ノイズを除去しよう】室内や夜景などの写真を撮る場合ISOの感度が高くなってしまうので、なんか変なザラザラが発生します。ソフトで除去もできるようなのですが、私は上手くできません。
【フィルター、エフェクトは使わない】あまりごちゃごちゃ手を加えると、ハロー効果とか、エッジのカラーフリンジ(エッジに変な色がでる)が起こったりしますので余計なことはしすぎないほうがいいようですよ。
あとは、当然ながらピントが合っていること、肖像権や商標、被写体など権利がかかわるものなどですね。イラストだとトレスや盗用をしないようにってところですかね。
アドビのサイトに審査で落ちる理由も教えてくれるので、その辺も参考にスキル向上を頑張りましょう。ここは私よりもアドビに詳しく記載されているのでそちらをじっくり読んだ方が良いと思います。アドビサポート
ちなみに携帯の写真もコントリビューターで売ることができるようですよ。iPhoneX並みの携帯をお持ちの方は試してみては、、、?

結局売れる作品とは何なのか

いやー。難しいですね。特に写真は本当に難しいと感じます。基礎やポイントを押さえたうえで、今後どうやって作品の質を上げていけるか、、、自分なりに考えてみました。

写真

  • テーマ:主役を決める。(いつも何となくとっているのでどれが主役なのかはっきりしておらず、ピントが違うところにあっていたりしている。)
  • シャッター速度を考える。(ISO感度に頼りっきり名ところがあり、暗所は特に苦手な分野。条件によってシャッター速度と三脚利用をできるようにする。)
  • 写真をいじりすぎない。(どうも私はコントラストが強い作品を良いと思いがちなので、いじりすぎないように気を付ける。)

イラスト

イラストの作品自体は審査にかなり通りやすい感じがします。現在はクリップスタジオで制作したイラストをJPEG形式で審査に提出していますが、すべて審査に通過して販売中です。(売れたとは言ってない)気を付けるべきところはファイルのサイズが4メガ以上かどうかというところのみです。
まだまだ販売数が少なく、どんなイラストが求められているのかちょっと探索中です。何かつかんだらまた報告いたします。

実際アドビストックで副業はできるのか

本音を書きましょう。ムズイ。素人がやったところで到底お小遣いになんかならない。写真なんか審査が超厳しいし、プロ並みのスキルを要求されます。似たようなサービスのストックフォトでは通る写真もアドビでは通らない。そして、どっちも売れない(へたくそだから)。もとバリバリのクリエイター業界の人が内職をする分には稼げるかもしれませんが、ド素人の趣味レベルはかなりの難関です。ううう。
沢山の人が利用するサービスなので今後の露出が期待できるかな?と思ってみたりもしたのですが、それ以上に星の数ほどアーティストたちが作品を出しているので、競争は激化しています。写真なんかはやっぱし一眼レフ持ってないと太刀打ちできないのでは、、、と思います。
報酬も雀の涙で今後のことを考えてみるとあまり期待はできないですね。ただここで少しでも上の方に行けるという事はつまり世界に渡り合える作品を作れるという事なので、挑戦することに意義はあるのかもしれないです。
ワタシ個人としては現在アドビはイラストをJPEGで売れるところに今目を付けています。作品をSNSに上げるような感覚で期待をあまりしすぎないように、ちびちびやっていけたらなあと。もちろん、自分のストアーのコンテンツも少しづつ増やしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

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